A4のチラシ印刷には、意外な効果が

週末、スーパーやチェーンストアや車のディーラーや不動産のチラシがドンと新聞に折込まれる中に、ひときわ小さいA4判のさり気ないチラシがまじっています。
いかにも、ウラオモテがカラーの大判チラシに比べて、デザイン性もないし、情報量も少ないのですが、A4判サイズのチラシには、カラー印刷や大判チラシにはない効果があるのです。

スーパーやチェーンストアのたくさんの商品情報や価格訴求はおさまりきれないので、A4サイズが用いられることはありません。でも、それなりのメリットがあります。
このサイズというのは、ビジネス文書のサイズです。
ビジネスにおいて、グラフィカルなデザインが入ったプレゼンテーションでは、A3判やB4判の大きい用紙が用いられることがありますが、ビジネスの文書におけるほとんどの書類はA4サイズ、コピー用紙やパソコン出力用紙も、多くは同じです。
すなわち、人々の潜在意識の中に、A4サイズ=ビジネス的=情報伝達、という概念が刷りこまれています。

新聞折込みの場合、同サイズのチラシを思い出してください。
お正月や連休のときの「明日の朝刊はお休みします」というだけの新聞販売店のチラシが典型的。
そうです。A4サイズの特徴は、知らせたいことを伝達するだけの機能性。
だから、デザインも色気もほとんどない、ビジネス文書。
商業用でも、地域の人が存在と業態を知っているので、簡単な表記で充分なもの、「パーマやカットなど、美容院や理髪店のメニュー」、「冬物クリーニング割引サービス」、個人がやっている学習塾、廃品回収など、デザイン性やカラーがなくても通じるもの。カラー印刷でも、せいぜい、「忘年会の鍋セットコース・メニュー」など。
ビジネススタイルといえば、企業単独の求人チラシ、社屋や職場のカラー写真も載りますが、文字通りの事務書類、裏面がFAX用の履歴書になっていたりします。

A4は、小さいこと、1色や2色でもいけること、など、イメージ性はさほど必要ありませんが、逆に、ビジネス的な伝達性や、ニュース性を活かしたい場合は適しています。
また、印刷費もそれだけ安く上がります。
新聞折込みに限らず、あなたの身辺にあるいろいろな書類も、チラシに限らず、ページものでも、折らずにファイルできて、便利なA4サイズが多いと思います。

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