10万部を越える大量の新聞折込みチラシを週1回、月何回かのペースで行っている会社には、オフセット輪転機(オフ輪)を設備しているチラシ印刷会社がお奨めです。
大量のカラープリントはオフセットの平台機も優れていて、とくにカラーのクォリティはまさりますが、オフ輪はスピードが優位です。
とくに、スーパーや大型チェーン店の新聞折り込みチラシは、圧倒的に部数が多く、また、特売の商品などの価格がギリギリまで決まらないことが多く、プリント期間が短縮されるので、発注から納品までのスピードが勝負です。
オフ輪は、刷版のドラムを高速で回転させて、ブランケットに転写されたインクが、ロール紙にプリントされ、瞬間に乾燥して送り出され、ロールを裁断する方法でプリントされます。
折り出しなどの加工も瞬時に行われ、時間が勝負の大量印刷に適しています。
店名の差し替えなどもコンピュータで自動的に行われます。
非常に高価な機械なので、印刷会社にはオフ輪が休みなく稼動して、減価償却を早めることが求められます。
ただ、動き出すと1時間に10万部を刷るため高速で稼動し、事前の色校正の具合や、紙質との折り合いによる調整、予備印刷などに、細心の注意を払わなければならない手間隙がかかるのが難点です。
コンピュータでコントロールされていますが、刷り出しまでの品質管理は、やはり専門技術に長けた技術者の目や感覚で行わなければなりません。
オフ輪が得意なチラシ印刷会社と懇意になれば、企業秘密も多いのですが、「いちど現場をご覧ください」と見学の招待を受けることがあります。
オフ輪の凄さを知る向学のためお奨めします。