チラシ印刷代金のホントのムダとは?

車や家電商品の不良や食品などの異常は、ときに命にかかわる重大事です。
チラシなど印刷会社の場合の「不良」は、重大事故とは呼ばれませんが、発注する企業にとっても、チラシ印刷会社にとっても、チラシを見るお客さまにとっても、大変な損害を与えてしまうケースが後を絶ちません。印刷代金のホントのムダといえるのです。

チラシ印刷会社選びでは、少しは高くても、ミスをしない、「校正」をキチンと行ってくれる会社を選ぶべきです。
チラシを印刷してしまってから、また、新聞に折込んで配布してしまってから、発見された不具合や校正ミスは、膨大な損害を与えてしまいます。
広告代理店が仲介している場合は、企業は広告代理店に責任をなすりつけますが、広告代理店は印刷会社に責任を転化しようとします。印刷会社はさらなる経費節減を強いられ、「校正」もほとんどおろそかになっていくのです。
部数が多く金額が高い場合の刷り直しや、ペナルティほどムダなものはありません。

チラシ印刷の「不良」はたいがいが校正ミスです。
「校正」という業務は、意外に難しいのです。

校正は、原稿の段階、版下の段階、色校正の段階と最低でも3回あり、直しが多いと5〜6回行われることもあるのに、気づかない誤字、脱字があるものです。また、2、3人が回し合って行っても、見落とす場合があります。
せっかく校正を正しく行っているのに、古い原稿を印刷してしまった、という場合は気づきようがありません。刷り出しの立会いは、最終段階のチェックとして大事です。
価格や人名や電話番号は大事なので、みんながよく注意しますが、わかりきった、当たり前のところの間違いには意外に気がつかないもので、人の心理の綾をかいくぐってしまいます。
たとえば、「文章を校正する」を、ワープロ変換で、「文章を構成する」と間違えても、意味が通っている場合は気がつかないこともあります。書き文字の場合は、たとえば、「専門」を「専問」と間違えがちです。卓上には、ぜひ国語辞典を常備しておいてください。

校正の仕方のコツは、文章をスラスラと読んでいかないで、文脈の流れを、ぶちきって、ひとつひとつ丁寧に読んでいくことです。長い文章は、どこかで主語が入れ替わってしまっていても気づかないものです。
ちょうど、いま、比較的やさしいスキルの修得として「漢字検定」がブーム、自信のない方は、日常の役にも立つし、身につけておかれたらいかがでしょう。
チラシ印刷会社にも、そうした専門家がいてほしいものです。

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