お中元チラシづくりの骨法

夏になると、「お世話になったあの人に、感謝の気持ちを込めて」がキマリ文句の、お中元商戦が始まります。
百貨店や大型ショッピングセンターなどでも、人格が尊敬される、広い層に人気のあるキャラクターがモデルに起用されたりします。
贈る方でも、主人の会社の上司、娘の嫁ぎ先の両親、お世話になっているかかりつけのお医者さん、と夏冬、家計に予算化されています。
しかし、贈るものがいつも同じでは、おカネが生きません。
贈られる方に、あの人からはいつもお茶か海苔、インスタントコーヒーの詰合せ、缶ビールと、形式だけのギフトでは、意味がありません。
贈る方の考え方や提案が、贈られた人のこころや生活をゆたかにすることが理想的です。

お中元チラシづくりの骨法は、贈る人の気持ちをリフレッシュすることです。贈る人の気持ちが変われば、贈る方と贈られる方の人間関係も更新されます。
お中元チラシの「プロの技」は、人間関係学の極意に根ざしています。
人間関係を新たにし、深め、ひろげる仕掛けをチラシに取り込むことです。
そのヒントは、贈られた方が、ありがたいと思う品の選び方を、贈る方にモチベーションさせる、商品企画や、チラシの表現テクニックです。そのひとひねりが必要なのです。
贈られた人の立場から考えてみましょう。
贈った人の、意外に気付かなかったおしゃれなセンス、時代に合ったトレンディな感覚、その人のこだわり、いつもと違うひと工夫などを感じると、人間関係もゆたかになります。
贈り手が、贈られた側に立って、自分の生き方にこだわる気持ちを刺激する、商品企画や、チラシのデザインを考えます。

お中元チラシは、贈り手の「自分めざめ」を仕掛けることです。人のために贈るのではなく、贈りたいと思う気持ちや思いやりを、贈り手に高める仕掛けが必要なのです。
商品企画の、一般的な目の付けどころとしては、目新しさ、そのお店のオリジナリティ、ちょっと手に入らない産直や手作り、時代に合ったエコやヘルシーをキーワードに、贈る人の脳を、まず目覚めさせる、贈られた方が、その人の心の動きをイメージして見直し、感動してもらう、という意識構造のメカニズムを商品企画やチラシのクリエイティブに取り込む戦略です。
お中元のチラシに、当たり前の詰合せセットや、形だけのギフトや、値段の割に見栄えがする、などの儀礼をやめて、人間的に迫ってみましょう。
贈る人の人間関係を活性化することから、中元チラシのクリエイティブを発想してみませんか。

→レイアウトの基本を知ること

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